コース: プログラミングの基礎:データベース
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SQLでクエリを作成する
このレッスンでは SQLを用いて テーブル内の情報を取得する 基本的なクエリの書き方について 説明します。 SQLは 「Structured Query Language」の略で 関係データベースの定義や 操作を行う問い合わせ言語です。 C言語やJavaなどの プログラミング言語と異なり、 データベースを扱うことに 焦点を絞った言語です。 SQLには データベース、テーブル、ビューなどの 基本データを定義するデータ定義言語、 データベースのユーザー権限の管理や データのトランザクション処理を行う データ制御言語、 データ定義言語で定義したデータに対して 検索・挿入・更新・削除などの 操作を行うデータ操作言語の 3種類があります。 この中で最も使用されるのは データ操作言語です。 データ操作言語のキーワードには このようなものがあります。 この中で最も使用されるのは 「SELECT」です。 これはデータベースのテーブルの中から 情報を読み出す時に 必ず使用します。 SQLでは データベースからデータを取り出すことを クエリ、または問い合わせ、 あるいは照会といいます。 SQLのQはこのQueryのQです。 そしてデータベースに問い合わせる時には 「SELECT」で始めます。 SELECTの後ろには 読み出す列名を記述します。 そしてFROM句に続けて テーブル名を記述します。 例えばこの従業員情報を管理する Employeeテーブルから 従業員の姓だけ取得したい場合には 「SELECT LastName FROM Employee」と書き 最後に「;」を付けます。 このクエリを実行すると テーブルのLastName列の すべての値が返されます。 複数の列が必要な場合は カンマで区切ります。 例えばLastNameと FirstNameの両方が必要な場合には、 このように記述します。 すると姓と名の両方を取得します。 このテーブルのすべての列を 表示したい場合には 列名をすべてカンマで区切って 指定する必要はありません。 代わりに「*」を記述します。 この1行で Employeeテーブルのすべての行の すべての列が返されます。 必要な情報のみに限定して 取得したい場合には WHERE句を使用します。 WHERE句の後ろには 検索条件を記述します。 例えば姓は吉田の行を…